民営化

あんなに猛暑が続いた9月も冷たい雨が降り、めっきり秋らしくなってきました。週末紹介したイベントも残念ながら、雨に祟られてしまったようです。
いよいよ郵政民営化がスタートです(民営・分社化という表現の方が良いかもしれません)。
持ち株会社日本郵政の元に郵便事業・郵便局・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険が置かれ、社員数24万人日本郵政グループが生まれます。
4グループの内、ゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の2社は3年後の株式上場を目指し2017年秋までに政府の出資を1/3まで減らし、その金融2社の全株式を売却する予定だそうです。
今回の完全民営化完全民営化に向けた長い作業の始まりの段階から、既に問題が出始めており、従来の税制優遇が廃止される為、利用者の手数料などが引き上げられたり、郵便物集配業務を行う郵便局の昨年比1000以上削減による過疎地のサービス低下が指摘されていて、効率化と利便性維持の両立という課題が浮き彫りになっています。
ただ様々な可能性として、銀行法改正による銀行代理店制度導入に見られるコンビニ銀行等の例があるように、郵便局のネットワークを生かした既存銀行との提携が予想されます。
今まで対立してきた両者がどんな形で落ち着くのか興味深いですね(笑)。

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