経過主義

さすがコピーが横行する中国です。
先日テレビで報道されたダンボール具の肉まん(豚肉の代わりに使用済み段ボール紙を詰めた)ですが、公安局が調査した内容ではそのような露店は発見できなかったと新聞報道がなされていました。
最終的には北京テレビが局のやらせ報道であるとインターネット・ニュースが伝えたそうです(公安局の調査では放映された露店の店主は逃亡したとまで新聞報道されていましたが)。
北京テレビでは管理不行き届きで虚偽報道が社会へ悪影響を与えた事に対して謝罪したようです。
何となく日本で見かける光景にソックリだと感じてしまいます。
私も実際何度もテレビで放映されたのを見てお驚きを隠せませんでしたが、周囲にいる中国とのビジネス経験者が差ほど不思議に感じていなかったのも印象的でした。
国内のテレビ番組でも視聴率最優先から、若いディレクターが同様の事を含めモラルに反する内容が多くなっている事や、それに伴いCM内容の程度の悪さを感じざるを得ません。その根源が広告出稿にあるならば、現在の視聴率測定のシステムを考え直す必要があると思います(リーチ率の問題等)。
消費者に対する訴求も然ることながら以前のように、様々な点から良質の広告づくりを創り手側で再考する時期に来ているのかもしれません。
選挙戦に芸能人を出せば良いといった世の中ですから、結果が全てよりその経過も重要視できるような仕組みがあればと思ったりもします。
最後のツケは全て自分に戻る事が分かっているはずなのに(笑)。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA