昨日のブログで陳総統の件で突込みが入ってしまいました。
11月3日に総統府の公費不正流用事件で陳水扁総統の呉淑珍夫人他4人を横領と文書偽造などの罪で起訴された事に、今回私がおぼろげながら感じている台湾という国の印象がオーバーラップした件を書いたのですが・・・・
今年5月に初めて台湾へ行った時は全く感じていなかったのですが、同月に陳水扁総統の娘婿(長女の夫)の医師である趙建銘氏がインサイダー取引の疑いで拘束された事件(7月に2回目の訪台の時に起訴されているのですが)直後から台湾という国に対してのファーストインプレッションが徐々に確立してきたように思います。
色々調べてみると、昨年から陳総統の周辺に起こっているスキャンダルは、総統府前副秘書長の汚職事件や呉淑珍総統夫人と経済界の癒着疑惑等々、何となく昔の日本を感じさせるような?(検察当局が総統一家の横領を認定したことで、陳総統はさらに窮地に追い込まれているようです)
5月・7月と私が台湾へ行った時期と重なるのは何か因縁めいたものを感じざるを得ません。
多分2008年の総統選での結果は見えていますし、前哨戦の高雄市長選(12月だそうですが)の与党(民進党)惨敗も当然のことになるでしょう。
いつの間にか、台湾政局の話になってしましましたが、国・自治体・企業に共通する「×××」は日本も同じですね(苦笑)。