先週から騒がれている高校の必修科目未履修問題ですが、他人事かと思っていたら、次男が通う学校の校長が良くテレビに出ていました(新聞にも掲載されていましたね)。公私立高校3年生83,743人のうち、2単位以下の不足者が約73%、3単位以上が約27%という割合で全国高校生の7%以上だそうです(学校数だと1割以上)。補修や救済措置に関して賛否両論があるようですが、根本的な問題は予備校化しようとした教育関係者と予備校の存在意義が歪んでいるせいかと考えてしまいます。
熊本県のように学習指導要領を厳守するところもあれば、他県のように故意に行なっているところもあって、校長の考えが占めるぶぶんもあるように思います(現に新年度に校長が変わって厳守するようになったところもあったと聞いています)。
ソフトバンクの予想外の割引でクレームが出たように、未履修問題も暫く色々続く事でしょう。
うちの次男曰く「履修だろうと未履修だろうと合格してしまう大学入試に問題があるんじゃないの!」
それを聞いて何となく頷いてしまいました(笑)。