クリエイティブコモンズ

皆さんはクリエイティブコモンズはご存知ですか?
昨日ロゴマークの話から著作権の話を記述しましたが、逆の主張もあるということです。ネット環境の著しい変化に伴い誰もが簡単に情報を発信できる現在では、個人レベルでwebサイトで幅広く使用してもらいたいという人々がいます(勿論、何らかのライセンスを明確にした上でですが)。
その一定の条件下でその著作物を利用してもらえるようにする活動がクリエイティブコモンズと呼ばれています。2001年にアメリカの大学教授を中心に立ち上げられたそうですが、以前記述したオープンソースのプロジェクト成功に関連して著作物全般のオープン化を目指すものです(日本でも2003年にクリエイティブコモンズジャパンという日本語訳サイトが立ち上げられています)。
そのライセンスは、基本的にコンテンツの複製・配布・表示・公開を認めるとした上で、帰属・非営利・派生禁止・同一制限許諾という4つのオプション、6種類の組み合わせがあります。
今後、web上でソフトウエアとデジタルコンテンツのライセンス体系が明確なる事で、クリエイターとコンシューマとの間をつなぐメディア構造が変わり、コスト削減や新しいコミュニケーションツールが生まれてくるかもしれません(実際そのライセンスのみに対応した検索エンジンや写真共有サービスがあります)。
権利を堂々と表示したコンテンツ、日本らしからぬオープンなサイトでいいですね(笑)。

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