今日から息子が修学旅行でオーストラリアに向いました。最近は修学旅行も外国なんですね~。私の時代は奈良・京都だったのを思い出しました。
前日遅くまで準備していたようですが・・・・時間的に非常にタイトで、こんなにしてまで外国へ行く必要があるのか等としきりに自問自答していたのが、すごく印象的でした。
色々な意味で学校生活も無駄なことが多いと感じているよですが、今回の修学旅行も含めて、無駄な事は必要だと分かるまで、もう少し時間がかかりそうです(私もそうでしたから)。社会人になって海外を見てきた事は良い経験になるはずです(最近の私じゃないと言えない言葉ですが)。
ところで、70種類ものBOXを製造し、シェアが80%の中小企業が日本にあります。この70種類のうち、実際に黒字になっているのはたった3種類で、残りの67種類は赤字だそうです。通常はその67種類を生産中止にすれば良いと思いますが、経営者曰く「70種類があるから、3種類の黒字が出る」とおっしゃるそうです。お店に来れば何でも揃っていると認識させる事が大事で、その赤字のBOXを購入するついでに黒字商品も同時購入するそうです。
「1,000のうち、999は無駄で良い、1の利益のために無駄はある」の考え方はすばらしいと思います。
無駄とニッチは意味合いの上では異なりますが、最近のロングテール現象的発想だと思いませんか(笑)。