妥協

昨日伺ったクライアントでスイーツ・レストラン等を多角的に経営展開している社長の話を聞く機会がありました。

とにかく頑固&こだわりが強い人物とか。

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エピソードの中に、ケーキの話があります。ある日、味がおかしい事に気づいた社長は仕入れ担当を呼び確認すると、良かれと思い原材料の高騰に合わせ、スタッフが安いバターを仕入れて使用したことを話しました。そうすると激怒した社長はその人間を辞めさせたそうです(最後の部分は賛否両論でしょうが)。

私たちが当時高いと思ったそのケーキは10年以上経過した今、ごく当たり前の価格帯になっています(常に消費者を意識した姿勢は見習わなければいけないと思います)。

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私たちは職業柄、クライアントだけではなくその先の消費者や利用者を見据える必要があります。この媒体(メディア)がどんな形で目に触れ、読まれ、感動や共感を与えるツールとして本当に役に立つのかをシミュレーションや検証を繰り返す事が重要だと考えます。

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簡単に妥協を繰り返す事は最終的にクライアントの業績にも影響を及ぼすリスクを持つ事を何度も経験してきました。消費者や利用者を常に意識して、これでいいと思うまで妥協できない強い精神を常に持ちたいと思うこの頃です(笑)。

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