かんたん携帯

先週末、母親の携帯を買い替えました。

以前プレゼントしたものはディスプレイも無く、登録も3件のみというタイプで、既に3年以上が経過していました。

今回の機種はサブディスプレイもありカメラも付いたかんたん携帯。しかも、電話登録も数百件という一般的な機種と遜色ないものです(都合でピンクになったのは少々微妙ですが)。

娘や孫達の携帯電話まで登録して、いざ使い方のレクチャーが終了。

これで完璧と思いきや、最後に一言、「覚えられないから、今までの1?3までのボタンだけでいい。」と…
母親にとって有り難迷惑の極みでした(笑)。

師走

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先週末に読んだ「奇跡のリンゴ」、結構読んでいる方がいたらしく、予想以上の反響がありました。

ビジネス書以外にも関わらず、木村さんの「前へ」という姿勢に感銘し、物の考え方に共感を覚えた人が多かった証拠です。

ところで、今日から2009年最後の月に入りました。デフレスパイラル寸前の状態の地方経済情勢の中、クライアントの口をついて出る言葉はマイナス思考の塊ばかりです。

前述の木村さんに比べたら、マダマダといった感じですが、最近前を向けなくなってしまった人が増えてきたように思います。

今のビジネス環境をどん底ととるか、その環境に耐えられる心を養う絶好の機会ととるかで決まってしまいますね(笑)。

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最近話題の「奇跡のリンゴ」という本を読む機会がありました。

弘前市のリンゴ農家木村さんが無農薬リンゴを作るまでの実話です。

先駆者につきものの馬鹿がつくほど狂気な行動とそれを維持するための情熱・信念そして継続を可能にする本人のモチベーションや家族の理解。

それが10年も続けば失意のどん底に陥り、葛藤の果てに訪れる死との背中合せ。
農業を通じて、改めて知る自然の偉大さと、人間もリンゴと同様の生命体のひとつに過ぎない事。

農薬に守られる事が当たり前になった過保護なリンゴを他の農作物のように自然界で生かす術を見つけ出すまでのドキュメンタリーは大きな感動さえ覚えました。

2年も過して、腐ること無く原形を留めるリンゴが存在するなら、この目で一度見てみたい、そして食べてみたいと思うのは当たり前の事ですね(笑)。

住まい

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今日はクライアントの関係で「建もの探訪」でお馴染みの渡辺篤史さんのお話を聞く機会がありました。

TVで見る通り気さくな雰囲気を醸し出し、駄洒落連発の講演は演題から若干外れながらも面白おかしい90分間でした。

最後にスクリーンに映し出されたTV放映のVTRは大変興味深く、100種類も存在する樹木と人間が共生する住まいづくりの素晴らしさやデザインの重要性を実感するものでした。

偶然にも会場裏口から関係者の方数人と外に出るご本人にご挨拶出来たというオマケ付きでした(笑)。