人はなぜ「うわさ話」が好きなのか。

良いことも、悪いことも、事実ではないことも。

かく言う自分も、まったく言わない訳ではないが、

正直、聞くのも話すのも好きではない。

そんな暇があったら違うことをしたり、何か新しい事を考える方がよっぽど未来的だ。

今の時代、それを助長するSNSが際たるものだ。

発信する側と受け取る側、どちらも間違った捉え方をすると大変な事になる。

そんな時代を生きている自分に戒めを込めて本日書いてみた。

弊社が実行委員会メンバーのミュージックフェス「第3回福島ストリートミュージックフェスティバル」が13日に開催される。

福島県内外で活躍するミュージシャン30組が参加して3会場4ステージで盛大に繰り広げられる。音楽により福島駅周辺から楽しい街づくりを通して福島市全体の活性化を目指すのが目的だ。

私も当日は朝から設営のお手伝いとして汗を流す予定だ（周りの迷惑にならなければよいが)。

昨年は委員会のメンバーではなかったため3会場をゆっくりと見て回ることができた。東口駅前広場は若者であふれ、普段の福島駅前をよく通過する私にとって驚きであった。

駅前といえば東口には大きなデジタルの温度計が設置されている。
車の中からでも認識できるほどの大きさなのだが、今年は40℃以上の表示(気象庁発表より高い)を目にすることが多かったように思う。要するに猛暑が多かったという事になる。

そんな熱気ムンムンの猛暑に匹敵するくらい「暑い一日」にしたいものだ。
駅前の再開発の話もチラホラ、毎週末はこの賑わいが続いてほしいと思うのは私だけじゃない。

先日、会社の旅行で金沢を訪れた。福島も暑いが、金沢の暑さも負けず劣らず暑かった。
「ひゃくまんさん」が迎えてくれた金沢の一日目はメジャーな観光地を巡り、夜は加賀料理を堪能した後に地元の方が集まるディープなBARへ。
地元の方から金沢カレー・金沢おでんの話を聞き、みんなでカラオケを唄い(何故かBARにカラオケタイムがあった)ながら夜は更けていった。

ちょっと歩くだけで汗がしたたり落ちるような暑さの中、有名どころを訪れるも気が乗らずスタバで休憩。
涼しい季節だったら、ゆっくり訪れてみたい場所なんだろうと思う。

ところで、数年前から心を寄せている場所がある。
場所はご想像にお任せするが、住んでも良いかと思うほどの運命を感じてしまう。

もちろん、最初は観光で訪れているわけだが、観光素材にはさほど魅力も感じず日常に魅了されてしまったのだ。
古き良き建物への愛着と大切に使おうとする情熱は、そこに生活する人々のさまざまなコダワリと相俟って「心地よさ」を生み出しているように思えてならない。
世の中で広がっているリノベーションとはひと味もふた味も違う歴史のあるものだと感心させられる。

すぐにでも実行したいのだが、いくつものハードルを超えて？いかなければならない現実がそこにある。

熱い想いは冷めやらず(笑)。

いつの間にかハシログのロゴが変わっていた。
初めてのリニューアルのわりに、なかなかスタイリッシュだ。

先日も会津のクライアントでブランディングの話が出た。店舗デザイン・商品開発やロゴマークといった類からWebサイトまで多岐にわたる。

デザイナーさん等のロゴの応酬合戦が始まり、時を経て予想を超えるバラエティーに富んだ数が提示される時、海賊が宝箱のふたを開けた瞬間のようにワクワク感に心が躍るのである。

そのあと、クライアントの顔を想像してニヤリと笑う。

さあ、あと半年の間に何度楽しめるものやら、クリエイターが羨ましいと思うこの頃である。