小学校の先生がYouTubeへアップした動画を圧クライアントから教えていただきました。
「東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない 」
16,000人以上が県外に避難した福島県。もちろん、住むところも無く物資の供給もままならない方が大勢を占めていますが。私の友人も双葉町から北海道へ非難した事を電話で知りました。相双エリアの方、そして30km圏内の方々の心情を考えると言葉で言い表す事も出来ない気持ちでいっぱいです。
今日も東京の友人数名から励ましやご心配の電話やメールをいただきました(本当にありがたいことです)。
少しずつ原発各号機の状況が変わりつつあり、このまま好転する事を願う毎日ですが、ようやく長崎から専門アドバイザーを向かい入れ県民の不安要素を分かりやすく的確に助言していただける体制も整い始めました(これで少しは風評や群集心理の不安要素も取り除いてくれるでしょう)。
明日は春分の日。本来なら親父の墓参りの予定でしたが、ガソリン不足のため仏壇の前で済ますことを母親と決めました。
「当たり前」というありがたさが身にしみるこの頃です。
私の住んでいる福島県は今原発の件で様々な情報が飛び交っています。政府や東電の対応の遅さや甘さは憤りを感じてしまいますが、それ以上に原子力発電→放射能→被ばく(「被曝」が正解、「被爆」は間違い)というイメージが一人歩きしているという実態です。
今朝も南相馬市長の切実な声がテレビを通して流れていました。危険だという菜も葉も無い情報に、物資や医療の輸送の支障をきたして孤立いるとのことです。
昨日も人影を見る事が殆ど無く(実際昨日も普段どおり外出していますが)、頭からすっぽり被ってマスクをして自転車に乗っている人や歩行者がチラホラ。話によると県外へ逃れるために交通量が増加している国道もあるとか。県民が福島県の安全性を証明しなくてはいけないはずなのに・・・
インターネット社会になって多くのメリットもたらしたWebサイト。改めて情報の速さ・正確さを含め、誰もが「真の情報」の共有レベルを同一に保つための方法を見出す必要があるのではないでしょうか。
声を大にして言いたい「福島県は安全です!」と。