写真

突然届いた訃報。仕事も一段落した夜8時過ぎに電話があり、大変お世話になった方が亡くなられたとのこと。

えっ、先日お邪魔して久しぶりに近況をお聞きしたばかりだったのに。
数日前にパンフレットに使用した顔写真が欲しいとの電話をいただき、プリントをお持ちしながらの訪問でした。

普通に話され、お茶に和菓子を召し上がる様は昔と変わらず、そんな事さえ感じさせず、いつもの口調で2年前にパンフレットのモデルをお願いして撮影した当時の話で盛り上がりました。

あれから2週間で・・・本当に人のはかなさをシミジミ感じざるを得ませんでした。

亡くなられた朝、事務所の本棚の上に何故か置いてあった当時のパンフレット。
奥様とのツーショットはいつまでも微笑んでおりました(合掌)。

元気な福島を

南三陸町にイスラエルの医療チームが診療所を設置し、診察を始めました(この震災で、日本が海外政府の医療チームを受け入れるのは初めてだということで、軍の医師や看護師約60人がプレハブの仮設診療所6棟を設置)。

外国の洞察力、決断力はさすがだと思います。医師や看護師が足りないというのに、日本の機関は何をしているのだろうと首をかしげたくなります。非常事態に規則も法律もあったもんじゃないと思うのですが、厚生省が容認したとか・・・

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わが県の原発は未だに膠着状態、しかしながら現場の皆さんの努力には本当に感謝ですが、今頃になって、建屋の遮蔽や作業員の被曝を防ぐためにロボット・機械類の遠隔操作を検討するとか。あまりに初動ミスを含めたお粗末さを露呈した感は否めません。

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少しずつ福島市も平常を取り戻しつつあります。

「元気な福島」を全国にアピールすることが私たちのこれからの仕事だとヒシヒシと感じているこの頃です。

ガソリンスタンド

とうとうガソリンスタンドに並ばざるを得ない状況になってしまいました。
色々な事情で本当にガソリンをしたい必要としている人のために並ぶことを遠慮していたのですが、営業的にも支障が出るための選択です。
でも、並んでいる最中にも割り込みをする若者の車を見ると、ガソリンが給油出来る喜びより哀しさが大きくなるのは何故でしょう。

もうひと頑張り

震災後、やっと本格的な仕事?になった今日。

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ガソリン不足の影響で、営業活動も歯がゆい一日となりました。PCに向かっている間も頻繁に起きる余震の数、原発の放水や電源復旧作業に影響が無ければいいのですが・・・

各クライアント先も帰宅が早いせいか、7時を過ぎると殆ど連絡も取れない状態に地域経済のダメージを感じました。8時過ぎ自宅へ車を走らせる国道は全くといっていいほど電飾や家の明かりもまばらで、生活感が伝わらない街が続いていました。

県外避難者が23000人超となった福島県。

暗いニュースが多くなる中、ここからが東北人の粘りの見せどころです(笑)。