不覚

私は小さい頃から乗り物酔いをします。昔でいえば、バスそして車、大人になってから釣りに出かけると船酔いといった具合です。車に関しては、自分で運転している限り酔わないのですが、助手席に乗っても酔うことがありました(もちろんお酒もですが)。
現地時間で7時頃(日本時間は8時という事に)台北に到着しましたのですが、実は不覚にも飛行機に酔ってしまいました(恥)。長時間、乱気流の中を飛行したせいで、その直前に食べた機内食とビールが程よくミックスされ、冷や汗が流れシートベルト着用のアナウンスを無視してフラフラとトイレに向かったのですが、前方は使用禁止、そして後方は使用中(それも台湾のおばさんが施錠せずに・・・・)!一旦座席に引き返したのですが、やはり我慢しきれずビジネスクラスのトイレまで一目散に走りました(自分としては飛行機の中で浮いているような感覚でした)。その後は機体の揺れに合わせ格闘する事に・・・
(気持ち悪くても何も出ませんでしたけど)
夜の食事も胃の方があまり受け付けてくれませんでしたね(苦)。
誰か三半規管を鍛える方法があったら、教えてください(笑)。
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出発

梅雨空が戻ったと思ったら、雨が降り続く日曜となってしまいました。
今朝息子がオーストラリアから戻ってきました。気が乗らないと言っていた旅行前と違い、楽しい!の連発でした。やはり親の出不精の血は争えないようです。生活水準・物価・文化の違い等のインパクトは大きかったようで、2時間ほどお喋りに付き合ったせいか、少々寝不足気味です。
少なからず成長したのだなと思う瞬間でした(喜)。
それでは、今晩からの台湾レポートご期待ください。
会社の皆さん留守中よろしくお願いします(未だに会話が覚えられないのが不安ですが)。

気分転換

連日の猛暑も梅雨空が戻り気温は若干下がったようですが、不快指数は相変わらず高いままでですね。これも台湾での体感温度を今から慣らしてくれているのかも知れません。
前回と比べて余裕が出たのか、このところの事前準備で少々体がだるいので、気分転換に昨年購入した「山古志村ふたたび」の写真集に久し振りに目を通しました。
本書は皆さんもご存知の通り、NHK朝の連続テレビ小説の舞台にもなり、中越地震復興応援写真集という形で、この制作に関わる企業の善意で発刊されたものです。昨年は印刷業界に身を置いていましたので、コンセプトに賛同してAmazonで購入しました。
中を改めて見ると、何故かホッとしますね!棚田や四季折々の自然景観や生活風景は小さい頃の思い出と一緒に甦ってきます。鯉とキスをしているおじさん・嫁入り・大根を背負ったお婆ちゃん・カンジキを履いたお爺ちゃん等。
コピ-をゆっくり読みながら写真を見てページをめくる度に、子供になった自分がその場面と重なっていく・・・・
思わずジーンときてしまいました。
最後にある長島村長(2005年4月1日に長岡市と合併していますが)のメッセージ
の力強さもいいですね。
心も癒され、今晩出張準備をしたいと思ってます(笑)。
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戦力

当社の社員は全員が中途入社です。どうしても会社の業態や性格を考えると、即戦力なんだろうなと思って、5ヶ月が過ぎようとしています。
私が日頃、当社は物づくりではないので、人材こそが会社の財産であり、業績を左右すると話しています。
しかし、即戦力である彼ら自身は従来の営業スタイルが定着しており、現会社のスタイル(私が考え、目指したいもの)にシフトするまでの時間がかかるのも予想されました。
私は元来、細かい指示を出したり、執拗に管理する事があまり好きではありませんので、就任当時から社員が自発的に営業活動をする事を尊重し、本当の意味での組織作りを各々が考えそれを遂行していくというイメージを描いていました(それは今でも変わらないのですが)。
設立したばかりの会社が徐々に会社らしく(?)なっていく上で、今後は即戦力でいいのか、将来的戦力の方が良いのか、色々な事をシュミレーションする時に迷う事があります。
どちらも大切でバランスよく採用すればいいと言われてしまうかも知れませんが・・・
すぐに結論が出る事でもないので、暫く時間がかかりそうです。
来週からまた台湾レポートになりますのでご期待ください(笑)。

心理

20年来の知人が仕事中に倒れ、今もICUで治療中です。早期の回復を心からお祈り申し上げます。先日、ある結婚式でお会いしたばかりでした・・・・
ところで、物を買ってしまう動作の裏にある心理的な現象ってご存知ですか?先月読んだ本で「シュガーマンのマーケティング30の法則」というのがあります。彼はチョコレートサンデーの注文方法を例に、本体を買おうと決めた瞬間から一貫して購買行動を守ろうという防衛的心理が働くと述べています。
一度決めてしまうと、その後の追加は50%の割合でついで買いを実行するそうですから、売上金額をアップさせるには最初はシンプルに単体売りを行い、クライアントが購入を決定したら追加を勧めれば良いという事になります(私も思い当たるところがありました)。
また、大学のクラブ勧誘や防犯ブザーの例を挙げて、心理的欲求の解明、クライアントからの信用度の確保等を分かりやすく説明しています(内容的に若干古い気がしますが)。
以前から、営業に関してはクライアント心理を読む事の必要性を痛感しており、自分なりに訓練しています。十人十色で喜怒哀楽のツボが様々ですが、その場面になると最近は故意に試すようなこともあります(性格が悪いですね)。
心理状態を読めないのが唯一家族ですかねぇ~(笑)