水を運ぶ人

いよいよ高校野球が始まりました。第一日目から事実上の決勝戦?とも思われる試合で残念ながら横浜の春夏制覇の夢は散ってしまいました。暫く仕事も手につかない人も増えてきるのではないでしょうか。その一方で広島の平和式典、原爆ドームの心無い人によって行なわれた悪戯・・・
どんどん当時を体験した方々が減少し世代を超えて語り継がれていくべき大切なものを少しずつ置き去りにしていくような気がしてなりません(寂)。
スポーツといえば、先週の亀田の世界タイトル戦も色々な意味で反響がありました。スポーツ、特に格闘系は判定で結果づけるのは難しいのではないでしょうか?数値化が可能なスポーツなら未だしも、ジャッジメントは誰の目から見ても100%白黒が分からないような判定は有り得ないと昔から思っています。
ところで「水を運ぶ人」で話題提供したオシムジャパン、合理主義(効率の良い)が時代の先頭を走っていた日本にとって、改めて無駄の必要性・大切さを教えてくれたような気がします。私も仕事をしていく上で、どうしても時代の速さについていく為に効率化ばかり考えるようになっていた事に最近になって気がつきました(性格的なこともありますが)。
どうしても効率が悪い人間=能力が劣ると考えがちになっていた事は否めません。無駄の中にあるその先を読むことが出来れば個々が生かせるポイントも明確になってくるのでしょうね!
20数年前、効率など考えずガムシャラに仕事をしていた社会人1年生の頃を思い出しました(笑)。

iPod

皆さんの会社のフロアには音楽は流れていますか?当社は基本的にFMを終日流しています。
もちろん仕事の妨げになるようなボリュームじゃありませんが、制作の方々は皆さんiPodで自分の好きな曲を聴いているようです(営業にもそんな方がいるようですが)。
私は昔からデジタル機器はSONYが好きなので、以前はミュージックウオークマンを使用していました。発売当初のモデルはバッテリーの持続時間も少なく、保存楽曲も僅かだったと記憶しています(全然使えないという印象でした)。
では何故以前からのデジタルミュージック機器に比べ、iPodが急成長を遂げたか?
リリ-ス当初は高いというイメージがあったと記憶しています。しかしポイントは楽曲をダウンロードするサイトにあると思います。
iTMSの日本版サイトは昨年夏に音楽配信サービスを開始し、4日間で100万曲以上の販売を記録したそうです(雑誌に書いてあったのですが)。1曲のダウンロードコストも150円というかなりリーズナブルな価格設定も功を奏し、同年秋の動画配信も1ヶ月足らずの間に100万件以上の販売結果を記録したそうです(この段階で私はiPodなるものが眼中にありませんでした)。
iPodの保存メディアの凄さ(当時HDD採用は無かった)とダウンロードコストの安さもそうですが、従来と異なる楽曲管理機能が1曲ごとの販売メリットにつながり、最終的に消費者に受け入れられることになったと思います(ポッドキャスティング対応は自然の流れだったんですね)。
情報の切り売り、当社の販売チャネルにもピッタリのキーワードです(笑)。

クリエイティブコモンズ

皆さんはクリエイティブコモンズはご存知ですか?
昨日ロゴマークの話から著作権の話を記述しましたが、逆の主張もあるということです。ネット環境の著しい変化に伴い誰もが簡単に情報を発信できる現在では、個人レベルでwebサイトで幅広く使用してもらいたいという人々がいます(勿論、何らかのライセンスを明確にした上でですが)。
その一定の条件下でその著作物を利用してもらえるようにする活動がクリエイティブコモンズと呼ばれています。2001年にアメリカの大学教授を中心に立ち上げられたそうですが、以前記述したオープンソースのプロジェクト成功に関連して著作物全般のオープン化を目指すものです(日本でも2003年にクリエイティブコモンズジャパンという日本語訳サイトが立ち上げられています)。
そのライセンスは、基本的にコンテンツの複製・配布・表示・公開を認めるとした上で、帰属・非営利・派生禁止・同一制限許諾という4つのオプション、6種類の組み合わせがあります。
今後、web上でソフトウエアとデジタルコンテンツのライセンス体系が明確なる事で、クリエイターとコンシューマとの間をつなぐメディア構造が変わり、コスト削減や新しいコミュニケーションツールが生まれてくるかもしれません(実際そのライセンスのみに対応した検索エンジンや写真共有サービスがあります)。
権利を堂々と表示したコンテンツ、日本らしからぬオープンなサイトでいいですね(笑)。

ライセンス

最近社内でヨーヨーがプチブームになっています。コカコーラの復刻版についてくる懐かしいヨーヨーで、ボディにはコカコーラ社の飲料水のロゴマークが入っています(昨年も行なっていたような気が)。1度チャレンジするとなかなか止める事が出来ないものです。
ところで、ロゴマークというと最近自社のマークが模倣されたというメールを頂きました。他県に出店している会社なのですが、連絡のあったホームページを見ると、なるほどという感じです。
マーク以外にも全体のトーンやキャッチコピー等・・・いかにもパクッたという事実があるのですが、色やフォントに関しては既成のものをカスタマイズしている事もあり、先方に抗議するための根拠となるには弱いという旨を説明して、暫くの間静観することになりました。
よく版権や著作権という言葉を聞くことがあります。版権とは元来著作権の事で、著作権法を読んだことがあれば、版権ではなく著作権という言葉を使用するのが普通だそうです(理解しにくいですが)。他にも二次利用に関わって厄介になる権利関係として、複製権・出版権・意匠権・商標権等をひっくるめて言ったり、それらを使用できる権利のことを言ったり、という感じでしょうか。(それは複製権?著作権?使用権?)
当社もWEB関連の仕事に携わっている分、注意しなければいけないと思う今日この頃でした(笑)

コンクリート住宅

今日はある建設会社の方とお話しする機会がありました。最近の住宅の人気はというと、私が導入している太陽光発電システムもそうですが、鉄筋コンクリート住宅の需要が伸びているそうです。
耐震強度偽装が叫ばれる昨今、鉄筋コンクリート住宅は地震や台風等の自然災害に強く安全で住宅の構造としては最強だそうです。
記憶に新しい平成7年の阪神大震災では、多くの人命が失われましたが、その原因は家屋倒壊や火災に起因するものがほとんどであると報告されています(阪神大震災の1.5倍の力にも倒壊・崩壊しない強度だそうです)。
従来のデザイン・機能・低価格に加え、現在は安全性が最重要視されるようになりました。
気密性も在来木造住宅の15倍と省エネや防音にも優れ、冷暖房費も押さえ、耐用年数は木造住宅の2倍以上と本当に夢のような住宅です(保証も60年!)
少々住宅のコマーシャルっぽくなってしまいましたが・・・・・・
今、自己所有の住宅が無かったら、多分すぐに飛びついたと思います!
故障が少なく丈夫で高性能のローコスト鉄筋コンクリート住宅、いいですねRC-Z(笑)!