今日はある議員の方のパーティに参加してきました。最近、この手のパーティはイベント性が高く、エンターテーメント的な部分が大きいのも特徴のような気がします。
映像やちょっとしたサプライズはもちろんの事ですが、懇親の場となるとかなり自分のカラーを打ち出しているものだと感じました。
今回のパーティのテーマはスローフードでした。もう聞きなれた言葉ですが、イタリアのブラという片田舎からスタートしたNPO運動で地元の食材と食にまつわる文化を大事にする取り組みで、ファストフードに対抗したものだそうです。日本では郷土食や地方独特の野菜等の食材を改めて見直そうという動きから始まったそうですが、今回のパーティは地産地消をコンセプトにしたものでした。
地元のオバサン達が手間隙かけて作った郷土料理がズラリと並び、基本は野菜なのですが、創作的なものや懐かしいものが混ざり合ったイベントにもマッチした料理でした(美味しく頂きました)。
この頃は、ロハス的なレストランやショップが多く見られるようになり、その意味でもある「健康や持続可能性を重視するライフスタイル」を取り入れようとする人が多くなったように思います。
シンプルかつエコロジカル、そして心地よさと持続可能性も兼ね備え、それらを加味した上で価値を選択するという生き方は私の中にも浸透してきていますね(笑)。
辞めるという事
帰る間際になって、台湾のスタッフの方が会社を辞めるというニュースが飛び込んできました。雑誌の編集に携わっている女性ですが、今月一杯だとか・・・事情は色々とあるのでしょうが、ベテランの方が抜けるというのは会社にとってかなり厳しいのではないでしょうか。
そういえば、今朝も先日フリーペーパーでお世話になった会社のスタッフの方が辞めたという話を聞いたばかりでした。
こんな日は同様の事が続くものです。夕方、印刷会社の方が来て年内に数人のスタッフが辞める予定だという話もお聞きしました。
一時的に会社を辞めようと思う事は皆さんもあると思いますが、それを実行する時の気持ちは、ニュアンス的に表現するのが難しいと思います。
モチベーションという繊細な糸が張り詰めて切れてしまったり、ダラリと弛んで伸びてしまったりと個人差はあるようですが、自分が置かれている環境とその時代の流れに大きく左右されるのではないでしょうか。
人間の未来は殆どがタイミング!能力というファクターも関係しますが、時という大きな波にうまく乗れるかですね。
会社を辞めた経験者がいう事ではありませんでしたね(笑)。
究極の模倣
中国ネタをひとつ。
中国のキングソフトがマイクロソフトのWord・Excel・PowerPoint等と互換性を近づけたという統合オフィスソフト「Kingsoft Office 2007」を11月からオープンβとして無償公開し、2007年1月に製品版を4980円(ダウンロード版)で発売するようです(価格はマイクロソフトOfficeの1/10で、MS Office製品の機能の約8割は利用可能)。
Word・Excel・PowerPointで作成したファイルの表示は、他社オフィスソフトよりも忠実で、「.doc」「.xls」「.ppt」等の拡張子での保存も可能なようです(ユーザーインタフェースもそっくりだとか)。
キングソフトはオフィスソフト開発では歴史があり、中国語オフィスソフトWPSは1988年に初代を発売以来、1994年に中国市場の9割を占めていたが1995年からマイクロソフトのOfficeバンドル販売の影響により、WPS売上は10%台に急落したそうです。
そんな背景もあり、マイクロソフト製品に似せてシェア奪還を狙っているようです(ここまで進んだ独占を打破するには互換路線しかないのでしょう)。
また、特許や著作権についても全く問題ないことを確認しているようです。
(キングソフトというと、以前にアンチウイルスソフトの無料配布をおこなっていた記憶しかありません)。
寡占状態のオフィスソフト市場がどんな形で崩れていくのか楽しみですね(笑)。