今日は朝から荒れ模様の天気で、案の定エリザベス女王杯のカワカミプリンセスの降着(競馬の知らない方スミマセン)・世界選手権女子バレーの決勝ラウンド進出ならず・地元県知事出直し選挙の与党敗退と様々でした。
ところで、和歌山県に先駆け行なわれた知事選ですが、開票率6%で当選確実が出ていました。
投票率がアップしたといっても58%強でしたから、予想通り関心の無さが伺える知事選だったのではないでしょうか。
この当選確実の設定ですが、6%程度で出てしまうのは、不思議だと思いませんか?(以前は当確語に落選といった事も記憶にあります)
最近は報道各社が立候補者について多方面からデータを集めるそうです。
推薦政党・支持地域、もちろん事前の世論調査による支持層の分析や候補者の票の予定算出数など等です(無党派層の票読みが一番難しいのかもしれません)。
それらのデータを解析し、予想票の仮設を立て選挙当日の各投票所毎の投票率や出口調査等の当日の票動向を調べ、結果開票率が低い段階でこの候補者が当選するという判断をして当選確実を発表するそうです。
開票するときは、まず投票箱から投票用紙を出して、候補者別に仕分けをするそうです。
また、各開票所での仕分け終了時点で投票用紙の量から、概ねどの候補者が当選かわかるそうなので、全部の投票用紙を数えなくても当選確実が出るようです(関係者の涙ぐましい努力があるということですね)。
でも、個人的には開票率の早い段階での当確って味気ないような感じもしますね(笑)。
個人主義
昨夜は久し振りにお会いしたクライアントのI氏と翌日まで飲みながら、色々な話を聞くことができました(おかげで二日酔いが終日残っていましたが)。
話の中で、個人主義は組織に必要かという話題になりました。
まずここでいう個人主義とは、あくまでも自分の考えで行動し大きく言えば人生を他人に委ねたりしないというニュアンスです。
昔であれば、組織人間として失格?の存在だったかもしれません。
極端に周りの目ばかり気にして意見を述べたり、他人に気に入られようとする人って皆さんの会社にも少なからず居ると思います。それが最終的に自分の行動に責任をとる事を拒絶し、楽な方へ進もうとか自分の意思決定を強い人間に依存するような行動パターンに陥るようにも思います(こんな人が組織の上の方にいると最悪ですね)。
今の若者にありがちの自由や個性と違い、自由な発想もありながら独りでもドンドン進んで行く力を持ち、待ちの姿勢は決してとらないような感じでしょうか・・・
(ある意味では協調性が無いようにもとられるかもしれませんね)
しかし、私の考える個人主義はあくまでも生きていく上での力だと考えます。
そんな風に考えると、私の人生とオーバーラップする事が随所にあるように思えてきました。最近のモヤモヤの原因がこんなところにあった事に気が付きました。
シンブルで自然体の生き方が羨ましい年齢になりましたねぇ~(笑)。
人間開発指数
人間開発指数ってご存知ですか?その国の人々の生活の質や発展具合を示す指標だそうです(簡単に言うと人間の豊かさだそうです)。
生活の質を計測するので、数値の高い国と先進国が重複する場合も多く、先進国を判定する新基準としての役割もあると思います(この指数はパキスタンの経済学者マブーブル・ハクによって1990年に作られ、1993年以降国連年次報告の中で国連開発計画によって発表されています)。
今年の人間開発指数を国連開発計画(UNDP)が9日に発表しました。
その報告書によると、平均寿命や識字率などから各国の開発度合いを測定する人間開発指数で、177カ国中ノルウェーが6年連続でトップとなり、2005年が11位だった日本は7位に順位を上げ、最近では1999年の4位に次ぐ好評価だったようです(90年、91年、93年と第1位に選出されている実績もありますが)。
多分、人間の豊かさはその人間開発指数データのみを尺度にするのはおかしいかもしれませんが、最近のニュース等を見れば順位が落ち込んでいるのも納得してしまいます。
確かに教育の水準は高いかもしれないが、学校そのものの荒廃ぶりはひどいものですし、少年犯罪に関しても増加の一途をたどっていますね(最近の未履修なんていうのも教師側を含め疑問符がつきます)。
また、所得についても職業や地域における格差が広がり、ニートやフリーターなどの低額所得者も急増しており、物質的豊かさに比べ人間としての豊かさ(心の豊かさ)となると国連開発計画ランキングは的を射ているのかもしれません。
幸福度が主観的なものであるとすれば、物質的な事を除き自分の考え方で実質的な指数は変わるということですね(笑)。
縁の無いクラシック
最近モーツァルトの文字や肖像画をよく目にすると思ったら、今年が彼の生誕250年だそうです(クラシックに全く縁の無い私にとって、ベートーベンやショパンも同様の存在という認識でした)。
モーツァルトは1756年1月27日にオーストリアで生まれ、今年の生誕250周年を祝して、生誕の地オーストリアや世界各国でイベントや彼に関する商品等々の盛り上がりをみせているようです。
初めて作曲したのが5歳の時だといわれていますが、モーツァルトの天才ぶりは絶対音感はもちろん読譜や写譜の正確さにも表れているようです(作曲スピードが早く長編オペラを数ヶ月で完成させてしまう事もあったとか)。
貧困生活を経験し旅行好きで5ヶ国語を話せたというエピソードもあるそうです。
また彼の最後はミステリアスで、死因は未だに不明であるとか・・・
毒を盛られたという説や腎臓病・尿毒症・リューマチ性熱という説など色々です(正式な死亡証明書には、死因:粟粒疹熱(敗血症)と記入されており、参列者もなく共同墓地に埋葬されたために墓所は不明だとか)。
天才モーツァルトに魅せられる人が世界各国にたくさん存在するのは当然の事だと少々分かったような感じがします。
モーツァルトの作曲数は600曲以上にものぼるため、死後ケッヘルが年代順に通し番号をつけたのがケッヘルだそうです。モーツァルトファンのケッヘルナンバーは幾つまであるのでしょね(笑)。
来週は「のだめカンタービレ」でも見てみようかと思っています。