開発と発明

先日、Winny開発者の金子氏に著作権侵害幇助の有罪判決が下された。しかし判決の前後でノード数に大きな変化は現れないという事です。
ある会社でWinnyのノード数を検知システムを使用して12月1日~14日までの正確な数を調査したそうです。結果は平日で34万から多い日では40万で土日になると44万から45万以上の数値で目立つ減少は無かったそうです。
今後はWinnyユーザーの摘発も予想されるとか(怖)・・・
話は変わりますが、今日のニュースにアルプス山脈の山々に囲まれ北イタリアの村ビガネッラ(冬季に太陽の光が届かなかい)で、山肌に設置した巨大な鏡を使用して太陽光を村に当てる装置が稼働したそうです。
スイス国境に近い人口がたった185人の村は11月~2月までの83日間を光の届かない薄暗い生活を送ってきため、巨大な反射鏡(縦5m×横8m)で村に光をもたらす方法を村長が7年前に考えたそうです(鏡はコンピューター制御で一日最大8時間光を注ぐとの事)。
どちらもすばらしい発案ですが、ユーザーの考え方次第で良くも悪くもなってしまうのは、顧客至上主義と似ているかもしれませんね(笑)。

Xマス

もう今年も残すところ2週間程度になってしまいました。今週はクリスマスイブだという事に、先ほど気がつきました。
ところで、サンタクロースはクリスマスイブにトナカイのソリに乗ってプレゼントを配る白ひげ+赤い服のお爺さんというイメージがあります。
もともとはトルコに実在したカトリック教会司教セントニコラウスという人で、貧困の家に煙突から金貨を投げ入れたものが暖炉脇に干してあった靴下の中に入ったということです(それが煙突から入ってプレゼントを靴下に入れるというイメージになったようです)。
トナカイは全部で9頭、ソリの順番も決まっていて、有名な赤鼻のトナカイはルドルフ(決してチョッパーじゃありません)という名前だそうです(リーダーで一番速く先頭を走るのがそうです)。
キリストが誕生した前夜のイブ、色々なイベントが繰り広げられる事でしょう。
あまり親父連中には関係の無い事かもしれませんが(笑)。

IPTV

アメリカのジュニパーネットワークス社のIPTV担当ゼネラルマネージャーが来日しました。IPTV分野ではかなりの技術力やシェアを誇る会社です。
IPTVはご存知のとおり、クローズドネットワークである電話会社のIP網などを利用し、相手先を特定してコンテンツを届けるビデオサービスのことです(インターネット放送と若干異なりますが)。
最近、各国の電話会社が注目しており、既に限界の固定電話依存の体質から携帯・インターネットにIPTVを加えた4事業をまとめて顧客サービスを広げ、収入アップを図るのが狙いだそうです。
特にアメリカはIPTVのブームで、ブロードバンド競争のポイントが速度から豊富で利便性のあるコンテンツに移行しているためとされ、放送と通信の融合サービス環境の特徴であると考えます(ブロードバンドを使ったコンテンツ・サービスでは収益が上がらないため、CATV業界ノウハウであるターゲット広告をさらに高度化して対抗)。
回線速度ばかりが目立つ日本のブロードバンド事情と対照的で、各家庭毎にサービス内容を把握できる高度な双方向性が必要となるでしょう。
高速インターネットを使った映像サービス以上に個人からグループという楽しみ方が可能なIPTVはますます電波という媒体の価値を異なったものにしていくのでしょうね(笑)。

年賀状

今日、何気なくコンビニへ入った時に年賀状の手配をしていなかった事に気がつきました。手配といっても自分でデータを作成して、その年によって印刷したりプリンターで出力したりといった感じです。
慌てて、フリー素材をネットで検索して数点の候補をピックアップしました(今週末は年賀状制作作業になりそうです)。
最近は電子メールや携帯メールの影響で年賀はがきの売れ行きは 例年になく低調との事です(販売実績が昨年同時期の90%程度のようですが)。
ところで、年賀状の由来はご存知ですか?平安時代頃からお正月の1日から15日の間にお世話になった方や主君・父母・親戚等に年始の挨拶にまわる習慣があり、それが新たな年の祝書に代わり、書き初めの日(その頃も1月2日)にしたためるようになったようです。
明治時代の郵便はがき発行を切欠に、はがきによる年賀状の習慣が急激に広まったそうです。
そう考えると、「年賀状=新年に伺う代わりの挨拶状」となりますね。
やはり、相手に対して言葉遣いや内容などに気を配るのが最低限のマナーといえるかもしれません。
私の中で、年賀状をメールに変更する日はありえないのかもしれません(笑)。

欺瞞

昨日のテーマで数人からメールやご連絡を頂き、改めて感謝です。今日もサプライズな情報を頂いたのですが、それは後日別件と一緒に話すとします。
ところで、公正取引委員会はソフトバンクの通話料・メール代0円の広告表現に景品表示法違反の恐れがあるとして警告を出しました。料金のメリットのみを強調し、デメリットは小さく書く事に対する有利誤認の恐れのようです(にもかかわらず、シェアはauに傾きつつありますね)。
YBB方式の戦略は今回効果が薄いのかもしれません。
価格重視の営業スタイル・・・一見魅力的なのかもしれませんが(私も所有しているので)、心まで響かないのはモラルに欠け、何でも有りのプロモーションに起因しているのかもしれません(それ故、キャッチフレーズとビジュアルが徐々に一致しにくくなっています)。
こんな営業的スタイルの中に、自分のみを正当化するようなタブーの部分も含めヒントとなるべきものを見つける事が出来そうです(笑)。