除夜の鐘

もう今年も残すところ1週間足らずで大晦日を迎えます。大晦日というと除夜の鐘ですが、12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜0時を挟んで寺院で撞かれる鐘のことをさします。
この除夜の鐘が108回撞かれる回数には色々な説があるのをご存知ですか?
ひとつは眼・耳・鼻・舌・身・意六根にそれぞれ好・悪・平があって18種類、この18種類それぞれに浄・染の2種類があって36種類、この36種類を前世・今世・来世に配当して108となり、それが人間の煩悩の数を表すという説。
次は月の数の12、二十四節気の数の24、七十二候の数の72を足した数が108となり、1年間を表すという説。
もうひとつは四苦八苦を取り払うということで、4×9+8×9=108という説。
等々、様々な説があるようです。
私は個人的に四苦八苦の「4×9+8×9=108」がご利益がありそうな感じですが(笑)。

引退

日本の新幹線システムを海外で初めて採用した台湾高速鉄道(通称台湾新幹線)の開業が認可され、1月初旬に運転開始となるようです(全線は2月頃)。
台湾縦断が容易になり、観光のスタイルも変わってくる事でしょう。
ところで、ディープインパクトという競走馬が有馬記念をラストランに引退しました(今日も圧勝でGⅠ7勝という物凄い馬です)。
私も少々馬券を購入して、その感動を分かち合いました。彼がデビューした頃から若い女性フアンが多くディープ姫と呼ばれているそうです(一種の社会現象かもしれません)。
素人目に見るとまだまだ競走馬としてGⅠレースでの活躍が期待できるだけに、勿体無い?と思ってしまうのですが・・・
スポーツ界の引退なんかを見るとピーク時に辞めるタイプと生涯現役に拘るタイプがありますね(会社の中もそんな事が良く見られます)。
私はどちらかといえば、あまりしがみ付くタイプじゃないので、たぶん前者だと思います。
将来は周りから惜しまれて辞めたいものですね(笑)。

携帯ブログ

ブロードバンドは2011年に3000万世帯を突破し、60%が光ファイバー利用で市場規模が7800億円を超えるそうです。
また、ブログ数が1800万、SNS登録者数が5100万とその市場規模は1700億円を超えるようです(ソフトバンクのMySpaceでのSNS市場に参入や、mixiが招待制から登録制になることで、ますます自由にSNSを始められる機会が増加する為)。
現在1000万超のブログで、1日に書かれる情報量は10億文字以上だそうです。
新聞主要各誌を合計した場合、1日の情報量は1000万文字という事から推測して、ブログ情報量は新聞の100倍に相当することになります(驚)。
やはり、ブログの記事単位で検索やコメント・トラックバック等のコミュニケーション性がある事に起因するのかもしれません。
勿論、急速な携帯電話のブロードバンド化も見逃す事はできませんが(契約回線10,826万件で、そのすべてが第3世代以降のブロードバンド環境)。
現在、信憑性の少ない情報が増加するインターネットで、正確な情報取得のために信頼できる知人のブログやSNSといった個人メディアの重要度が増してきているのは、その情報を引き出すツールとしてブロードバンド化した携帯電話が挙げられるのかも知れませんね(笑)。

パートナーシップ

皆さんはパートナーというと何を連想しますか?
恋人・夫婦といった男女に関わるもの、企業と企業、上司と部下、人間と動物(盲導犬)の関係等々、色々と考えられます。
私は現在の仕事の業態からビジネスパートナーを想像します。
事業を進める上で、理想的なパートナーシップとは何でしょう?
対等で互いに信頼できる関係を築くことが何より必要ですが、事業の目的や進め方に関してそれぞれの主体が情報を共有した上で、コミュニケーションを重視した意思決定に参加することが大変重要な事だと思います。
そして、それぞれの主体が持つ特性や能力(技術)をフルに活かした役割分担をすることで、積極的にかかわる事が可能となり、参加した全員にメリットがあるパートナーシップが生まれると考えます。
現在、台湾そして組合や社内といった異なるカテゴリーの中で様々なパートナーと仕事をしている訳ですが、理想と現実のギャップにサプライズの連続です(笑)。

携帯依存

先週末、ようやく年賀状のデザインを作成して、何とか今週印刷するところまで漕ぎ着けました。
やはり、先日書いたように電子メールや個人情報保護等の影響で年賀状発行枚数が毎年減少しており、今年は最終的に前年比7%減という状況のようです(昔ながらの手書きの年賀状にこだわる人も少なくないようですが)。
年賀状の手段としては第1位:ハガキ・2位:携帯メール・3位:PCメールの順だそうですが、その中で注目したいのは、年齢層別の傾向です。
40代(ちなみに私も)はハガキが全体の80%以上に対し、PCメールや携帯メールが各々3%以下で、30代においてもハガキは全体の70%以上に対し、携帯・PCメール共に5%以下とハガキ派が断然です。
しかし、20代は全く正反対で、ハガキが全体の50%強のかわりに携帯メールが全体の25%弱、PCメールは3%という結果だそうで、年賀状売上減少の要因のひとつになっていると思います。
今後新たな携帯メールによる年賀サービスが出てくるかもしれません。
年賀状に限らず、若年層の携帯依存率の向上は著しく、低年齢化にも歯止めがかからないようです。
これからのビジネスを考える上で、携帯のコンテンツ上に置かれる様々なサービスの価格・品質の良し悪しがポイントになるのでしょうね。